広島東洋カープ掲示板 - ベースボールクラブ

2024/04/24 09:27

今日は東京は1日雨で試合はないでしょう。気温も
冬並みに結構低いので試合中止のが良いと思います。

2024/04/24 03:15

《恋はそよ風にのって》（1970年のテレビドラマの題名）ではないが、宇草が軽やかに打った球は、スタンドの声援に乗って、ライトスタンド中段へと消えて行った。

宇草がこの決勝打となるHRを打つ前、スタンドからは♪ホームラン、ホームラン、宇草！♪の大声援が響いていた。
宇草は、この暖かい声援に実直に応える形で、見事な一打を放った。

宇草が試合を決めるHRを放ったことは、2年前にもあったし、長打力の片鱗はこれまでに何回も示されていたから、彼が決勝HRを放っても別に不思議ではない。
しかし、昨年は殆ど一軍でその姿を見掛けることはなく、また今月彼が起用された際も、この板では冷たい反応、悪口ばかりが目立っていた。

彼自身、先日のヒーローインタビューで答えていた通り、今年ダメだったらいよいよ進退を考えねばいけん、と考えていたところじゃから、
今日のHRは、この板の大多数の人々の手のひら返しを生むに余り有る一打じゃった。

ワシが一番感銘を受けたのは、彼がヒーローインタビューで「応援してくれる人たちの声援のお蔭で打てた」と、
昨年から今月までの苦しい状況を思い起こすように、率直な思いを語っていた点じゃった。

もう27歳じゃというのに、長身ながらいかにも細身で、守備にも難がある。
それでも「使って頂いて有難かった」と監督たちに感謝する形で、その恩義に報いた。

まさに、《ホームランボールは声援に乗って》スタンドに届いたわけじゃ。
やはり、自分が贔屓するチームの選手には、期待の声援を送るべきで、最初から否定したり、無用な野次を飛ばすべきではない。
ファンの熱量、選手を鼓舞する暖かい声援が、その選手のパフォーマンスを引き出す。
コースケなどに対しても、起用されると冷ややかな投稿が目立つが、今シーズンのチームHR第1号は、コースケからじゃった。

カープファンが、虎や兎にも負けぬ熱量と選手への愛情を示せば、おのずと上昇気流に乗ってくる。
そう信じさせる、スタンドの声援と、それに応えた宇草の爽やかな笑顔じゃった。